プロ野球スト決行

問題は、このあと。ニュース等で見た限りでは、選手会側は来季12球団以上というのが譲れない主張であるようです。仮にそれが通ったとします。ライブドア・バファローズ誕生と。となると、そこで今回の一連の問題は終わってしまうかもしれない。もしくはトーンダウン。ファンが望む日本プロ野球界の根本的改革は行われないんじゃないかと思うわけです。
結局この話は選手の雇用問題。職を失いたくない選手側と、コストを削減したい球団側の対立から生まれたストなので、それにさえ決着がついてしまえば終わってしまう気がします。球団側の態度を見てると、なんとかしてごり押しで時間切れを狙っている感じなので、12球団問題が解決すると、その他の改革に関しては結論を延ばして延ばしてフェードアウトさせようとするんじゃないでしょうか。こうなってしまうと、本当に何のためにストが行われたのか分からない。
いまいち選手会側からも12球団問題以外の主張が見えてこないので、ちょっとそのあたりを心配してしまいます。本当の山場は、今後設置される構造改革委員会にあるのかもしれません。それ次第では、日本プロ野球が本当に致命的なダメージを負ってしまうんじゃないでしょうか。