箱根サイクリング

MARQUE2010-12-12


また一泊でサイクリングしてきました。今度の目的地は箱根。

東海道

まずは横浜からいつもの東海道でずずーっと西へ向かいます。この道を50kmも走るのにはさすがに最近ちょっと飽きてきましたが…。西湘バイパスが無料化されてから国道1号がすいてて走りやすくなったように感じるのは気のせいかな?

箱根旧道

箱根に行くには、国道1号、箱根新道、TOYO TIRESターンパイク、箱根旧道、椿ラインというルートがあるんですが、今回は神奈川県の自転車乗りなら一度は登っておかないとあかんだろうという「箱根旧道」を選択しました。箱根湯本駅手前の三枚橋交差点を左折してスタートです。

最初から道幅は狭く、結構な斜度です。昔からの旅館やホテルの間を縫って、三枚橋の写真を撮っている間に追い越していった親子連れサイクリストを意地で抜き返します(笑)。しばらく行くと見えてくるのが大きな鳥居。箱根大天狗山神社です。ここの前のカーブがきつかった…。そこからさらに行くと、有名な「七曲り」です。つづら折りが7個続く…はずですが、もっとあったような(笑)。ハイキング帰りと思われる中高年の方々に応援されて、どんどん登って見晴し茶屋へ到着(営業してなかったぽいけど)。これで辛いところは終わったかな?と思いきや、そのあとも同じような斜度の道が続き、そっちのほうが辛かったですね…。甘酒茶屋を越えてもまだまだ登ります。

そしてなんとかゴール!!。所要時間はギリギリ50分を切れなかった程度かな。さっとiPhoneを出して「芦ノ湖なう!!」…とつぶやこうと思ったら、ソフトバンクが使用するNTTの海外回線が不調とかでつぶやけず。残念。

芦ノ湖

芦ノ湖は観光客でいっぱい。風も強かったので早々に立ち去ります。

大涌谷

箱根に来たからには大涌谷で寿命を延ばさないと!!ということで、もうちょっと登ります。…ちょっとじゃないな。思ったより登るんですよ。箱根旧道で受けたダメージもあるし、なにより、道路には大涌谷へ向かう車が渋滞しているので、多くの人の前でノロノロ走るわけにはいきません(苦笑)。

強風は止むことがなく、高いところへ来たのでとにかく寒い。しょうが入りの甘酒で暖をとります。そこでは韓国人観光客の女性に「もしかして自転車で来たの?」と話しかけられ、"Yes!!"答えると"You are crazy!!"とのお褒めの言葉を頂きました(笑)。もちろん黒たまご(温泉卵)も購入。5個入りなので一人旅の自分にはちょっと重かった。でも、5×7=35年寿命が延びました。

ユネッサン

大涌谷からは下り基調。姿勢を低く保ってスピードを上げて宿泊先へ到着。「B&Bパンシオン箱根」に宿泊です。噂によるとユネッサンの従業員宿舎を一般客も使えるようにした施設だという話なんですが、なかなか立派な建物です。廊下の音が部屋まで響くのをのぞけば(…)、これで朝食付き(パンのみだけど)4,000円(土曜日と祝前日の場合)なら十分。

ユネッサンと聞くと「内村プロデュース」を思い出す私ですが、ここの露天風呂がまさに「芸人だるまさんがころんだ」の舞台ですよ!!。湯船につかって玉職人に思いを馳せます(笑)。ただ、寒かったからか湯温が低いのが気になりました。料金は1,800円なんですが、それにしてはちょっと狭い。

パンシオンには夕食がないので、どこかで食べてくるか買ってくるかしかありません。しかも、小涌谷ユネッサンくらいしかお店がないので選択の幅も狭い。さらに、ユネッサンの多くのレストランは有料ゾーンにあるんですよねー。というわけで、ユネッサン近くのファミリーマート、強羅のヤマザキデイリーストア、強羅駅前にも昔ながらの商店やおみやげや等があるので、このあたりでお酒やおつまみをGet。地デジ対応なのになぜかアナログしか映らないテレビを見ながら、おやすみなさい。

大観山

次の日の朝。いい天気。思いのほか気温も低くない(寒いけど)。大浴場で体を温めてから出発。国道1号線を通って大観山へ向かいます。途中、同じようなサイクリストの後ろについていって、芦ノ湖を通り過ぎ、箱根駅伝の往路ゴールの近くから椿ラインへ入り、どんどこどんどこと登ります。このあたりからはどこでも絶景。芦ノ湖越しの富士山がよく見えます。

そして大観山に到着。駐車場にはターンパイクから来たと思われる車やバイクがいっぱい。自転車はいませんでした…。しかし、ここからの眺めはすばらしかった。それほどきつい坂でもないし、達成感は満点なのでおすすめです。

帰り道

大観山からの帰りは椿ラインで湯河原へという手もあったんですが、ちょっと遠回りなので箱根へ戻り、国道1号線へ。人恋しくなったしね(笑)。下り坂な上に渋滞してるので車と同じペースでダウンヒル。途中、宮ノ下の賑わいを横目に見ながら、黙々と漕ぎ続けます。やっぱり行きと同じ道はつまらないので、国道1号ではなく境川サイクリングロードを北上して帰宅。

という感じの箱根サイクリングでした。「B&Bパンシオン箱根」という安宿もあるし、またぜひ行きたいですね。今度は足柄峠を越えて仙石原経由で行こうかな?

伊豆大島サイクリング

MARQUE2010-11-21


先週の九十九里浜サイクリングが思いのほか楽しかったので、今週も泊まりがけでサイクリングを挙行してきました。目的地は伊豆大島

大さん橋

伊豆大島へは東海汽船の船で行くわけですが、思いついたのが木曜日と遅かったのですでに金曜日の夜行船の切符は売り切れ。しょうがない、月曜日を有休にしちゃえ(笑)。ということで、土曜日の夜出発の夜行船に乗ることに。船は東京の竹芝桟橋から出ているんですが、週末に限り横浜の大さん橋へ寄港しています。そう、大さん橋って桟橋をモチーフとした観光施設じゃなくて、本当に使われてるんですよ!!(笑)。横浜市民の私は自宅から30分かけて大さん橋へやってきて、輪行袋に自転車を詰め込みました(実は初体験…)。出航が23:30だからか施設内は閑散。ここから乗ったお客さんは20人程度かな?。

大型客船かめりあ丸

乗った船は大型客船「かめりあ丸」。もちろん一番安い二等和室に乗り込みます。片道4,140円。輪行袋に入っていれば自転車持ち込みは無料で、そこらへんの手すりに適当にくくりつけておきます。雑魚寝の船に乗るなんて久しぶりなんですが、一人当たりの面積は思いのほか広くて下手な山小屋よりは全然マシかも。とはいえ、さっさとアルコールを摂取して寝たいところ。ビール(サッポロ黒ラベル)は500mlが310円、350mlが240円というのは良心的。おつまみもそんなに高くないので、事前にあまり買い込まなくてもいいかも。ただ、毛布が有料(100円)なのはちょっとなぁ(どこでもそうなの?)。
という、船での6時間の旅。午前0時にはデッキへの扉が閉められるので夜景を楽しむ暇もなく、船室は思いのほかエンジンの音がうるさく、波で結構揺れるし(悪天候の飛行機レベル)、結果としては全然寝られませんでした。

岡田港

伊豆大島に大型客船を受け入れる港は2つあって、当日の天候によってどちらかに決められます。比較的周辺がにぎわっている元町港と、ちょっとさびしげな岡田港。この日は岡田港でした。ちょうど夜明け頃の午前6時に到着。レンタカー会社と民宿の人がお出迎え。あ、ねこもいました。こんな早朝から休憩できるところもないので、さっさと輪行袋から自転車を取り出して組み立てます。付近では他にも3人ほど自転車の人がいたかな。ということで、伊豆大島一周サイクリング、スタート!!

大島一周道路

走るルートはほぼすべて「大島一周道路」です。大島をぐるっと一回りできます。走り出してすぐ気づくんですが、予想以上に坂が多い!!。一周する間に平坦な道がほとんどなかった感じ。海岸線よりちょっと内側を道が走っていることもあり、風景もずっと山の中。ただ、人や車にはほとんどすれ違わないので走りやすい。車も軽自動車ばかりですし。早朝から黙々と坂を登り続けます。

月の砂漠ライン

三原山の東部には「裏砂漠」と呼ばれる荒涼とした風景が広がっていて、そこへ寄ってみることにしました。ここに至る道も結構な坂なんですけどね(苦笑)。火山噴出物で一面が真っ黒。天候があまりよくないのもあいまって、不思議な雰囲気です。

波浮港

次は島の南東部に位置する漁港、波浮港。大島一周道路が一部通行止めになっていたりしたので途中で地図を開いていると、地元の方が声をかけてくれました。よく聞くとウルトラマラソンの大会事務局長の方だそうで、しっかり勧誘されました(笑)。あと、波浮には「鉄砲台」というのがありました。このあたりは地元のNPOの方々が最近整備した観光地だそうで、こういった努力は徐々に報われるんじゃないかなと思いました。

地層切断面

さてさて、そこから西に向かって島の南西部にあるのが見事な「地層切断面」です。黒い部分が噴火による堆積物で、これによって過去どの時期に噴火があったかが分かるそう。写真では見たことあったんですが、実物は数百メートルにわたって続いていて、予想以上の迫力。そして、この反対側は利島などの伊豆諸島が見えて、これまた見事な景色。個人的には伊豆大島の一番のビュースポットでした。おすすめです。

火山博物館

そこから北上すると、今度は妙に立派な建物が見えてきます。「伊豆大島火山博物館」。中身はまぁ、よくある博物館ですね。最近はあまり内容がアップデートされていないようで、正直微妙です。特に「シュミレータカプセル」が酷い。おそらく1990年代前半に作られたであろうCGは当時としては最先端だったんでしょうけど(制作は当時CGで名をはせた「リンクス」)、とにかく内容がない!!。銀河万丈のナレーションもなんとなく投げやりな感じでした。
しかし、面白いものが外にありました。「讀賣」と書かれたゴンドラ。何だと思います?。戦前、三原山の火口は「自殺の名所」として知られていたそうです。というのも、当時は火口がすんごく深かったらしいんですね(今はそうでもない)。それに目を付けた読売新聞が特製のゴンドラを火口内部に降ろして調査したんだそうです。「こんなゴンドラで大丈夫か?」と聞きたくもなりますが、野次馬根性か科学的興味か探検心のなせるわざ。どのような結果が得られたのかは資料がないので分からないんですが、伊豆大島ブームのきっかけともなったそうです。

元町港

火山博物館からちょっと走ればすぐ元町港です。多少にぎやかではありますが、でも閉まっているお店が目立ちます。伊豆大島は食事どころがあまりなく、一番多いのが元町港。ということで、初日の昼食は「南島館」の「島定食」2,200円也。刺身と貝類その他でボリュームもあるしおいしいんだけど、ちょっと高いかも。別にこの店だけが特別高いわけじゃなくて、どのお店もちゃんとしたものを食べようとすると2,000円くらいします。あ、明日葉茶は甘い香りがいい感じでした。

三原山

さて、伊豆大島一周はここまで。ここからは三原山へ登ります。三原山登山口まで自転車で行けるルートは2つあって、三原山登山道路と御神火スカイライン。後者は平均斜度10%ときつい坂らしいので、よく訓練された自転車乗りの私は迷わずこちらを選択(笑)。これがまぁ、全く休めるところのない坂道で、インナーローでのろのろ進みます。ただ、ずっと同じような斜度なので、激坂といった感じではないのが救い。
そして三原山の登山口に到着。シーズンオフだからか、人影はほとんどなし。ここから先へは自転車では行けないので、適当に自転車を置いて、トレランシューズに履き替えてGo。登山口は三原山の外輪山にあって、そこから舗装路で火口まで行けます。が、舗装路とあなどるなかれ。終盤には斜度15%もあろうかという道が待っています。30分ほどかけて火口に着いたーと思ったら、残念なことに天気が悪化。まわりは真っ白。雨もざーざーと。お鉢めぐりもしましたが、苦行でしかありませんでした…。

民宿

三原山からの帰りは、三原山登山道路を時速60kmにもせまろうかというスピードでダウンヒル。途中でビールとおつまみを補充して、岡田港近くの民宿「朝海館」で一泊。8,400円。民宿に泊まるのもこれまた久しぶり。部屋にバス・トイレがないのは特に気になりませんでしたが、鍵がないのはちょっと気になりました(ま、アラフォー男子には何の危険もありませんが(笑))。料理も特別豪華というわけではないですが、おいしゅうございました。

三原山(1日ぶり2回目)

次の日の朝。天気予報ではあまりよろしくない感じだったんですが、朝のうちは青空も見えていたので、リベンジとして急いで三原山へ再アタック。今度は三原山登山道路を登ります。平均斜度は6%くらい?。点滴のように落ち続ける汗をぬぐいながら、50分ほどで到着。ありがたいことに視界は100%。今度は火口から何からすっきり見えました。
帰り際、どこかで見た家族連れがいるなーと思ったら、同じ民宿に泊まった家族で、なんとなくごあいさつ。車の中からお子さんに「がんばれー」と応援されて、パワーアップして下山。

帰り道

あとは14:30の船に乗って帰るだけ。昼食は元町港「かあちゃん」の刺身定食1,570円。海沿いの道を走って大島空港近くの「ぶらっとハウス」(地元の農産物直売所)でソフトクリーム250円…を補給したところで手持ち現金がゼロに!!。クレジットカードもEdyも使えないところなので、現金の持ち合わせは多めにどうぞ。あとはもくもくと自転車をこぐ。
岡田港へは結構早めに到着。でも、現金がないのでお土産も買えず、猫にごあいさつしてからさっさと船へ乗り込みます。あ、そうそう、自転車を輪行袋に入れるのは船の近くへ行ってからのほうがいいです。ターミナルからそこそこ歩くので。船の中では式根島で自転車に乗ってきたという二人組と話をしたり、東京湾の夜景を楽しんだり。
伊豆大島への船は週末以外は横浜へは寄港しないので、到着は竹芝。そこから自走で帰ることになるんですが、雨でした…。

昭和の観光地

というわけで、自転車で伊豆大島をひととおり楽しんできました。全体的に感じるのは、昭和の観光地だなぁということ。正直なところ「島」であること以外の魅力が少ないです。火山のダイナミックさを味わいたいなら浅間山鬼押出しとか白根山の湯釜とか立山の地獄谷のほうがキャッチーだし、新鮮な魚介類は他にも港はたくさんあります。各種施設も1986年の噴火後の復興でアップデートが止まっている感じ。私は一泊二日で行きましたが、船のタイミングが合えば一日で回れる規模。
でも、逆に言うとこの「昭和感」を楽しめたり、自分で面白いスポットを探す旅ができる人であれば来る価値はあります。まぁ、自転車野郎は自転車に乗れさえすればどこでも楽しめるんですが(笑)。

今回の自転車での総走行距離は130km、徒歩(登山)で12km。満足。

Beaujolais Nouveau

毎年この時期になると悩むのが"Beaujolais Nouveau"のカタカナ表記(ですよね?)。フランスの地名である"Beaujolais"と、フランス語で「新しいもの」という意味の"Nouveau"の組み合わせなので、それぞれのカタカナ表記を組み合わせて、Google先生に聞いてみました(普通に検索するとそのあたりの表記のゆれが吸収されてしまうので、二重引用符""で囲んで検索)。

Google検索数 ヌーボー ヌーヴォー ヌーヴォ ヌヴォー
ボジョレ 886,000 618,000 43,400 12,100
ボージョレ 241,000 273,000 46,500 1,160
ボジョレ 163,000 32,900 10,300 1,310
ボージョレ 58,200 42,800 3,110 293

ということで、日本のネット界隈では「ボジョレー・ヌーボー」が主流であることが判明しました!!。新聞やテレビ等では「ボージョレ・ヌーボー」が多かったですが、完全に統一されてはいなかったので取り決めはないのかも。あと、表は一応それぞれの単語を多い順に並べてみたんですが、組み合わせによって微妙に順番が変わってくるのが面白いところです(「ボージョレ・ヌーボー」より「ボージョレ・ヌーヴォー」のほうが多いとか)。

とはいえ、私がYouTube等でフランス語のニュースを見た限りでは、「ボジョレ・ヌヴォー」が一番近いような気がするんですけど、どうなんですかね。…あ、もちろん検索するだけじゃなくてちゃんと飲みました(笑)。

九十九里浜サイクリング

MARQUE2010-11-14

前述の"MINI CONNECTION 2010"に参加したあと、せっかく房総半島に来たのにそのまま横浜に帰るのはつまらない!!ということで、実はMINIにロードバイク"BRIDGESTONE ANCHOR RNC3 Sport"を積んで来ていまして、房総横断道路の外房側にある「国民宿舎 白子荘」で一泊、自転車で犬吠埼に向かうサイクリングを挙行してきました。

白子町から犬吠埼まではおよそ60km。ほぼ九十九里浜に沿うルートです。つまり、ずーっとまっすぐな平地。なので最初の1時間は平均時速30km。これはすごいことです(当社従来比)。でも、道自体は海岸線を通るわけでもなく、田舎の一本道をずーっと走る感じ。正直つまらん。しかも、飯岡九十九里自転車道というサイクリングロードが途中にあったんですが、例によって整備不良でアスファルトが盛り上がっていたり、大量の砂が流入していたりで、これまた走るには適さない。むー。

この状況は犬吠埼近くでは解消されて、この付近は結構なアップダウンもあるし、人もいるし(笑)、なかなか面白い道。途中、展望館とかに立ち寄りながら、2時間半ほどで犬吠埼に到着!!。マシ・オカのようなガッツポーズを心の中で実行。犬吠埼はそこそこ観光地化されていて、なかなかの賑わい。同じロードバイク仲間もいて、「ツール・ド・ちば」の実行委員の方々に遭遇しました。柏から利根川をずーっと下って来たのだとか。100km以上ありますね…。無理です。勝てないです(笑)。

目的も果たしたしこのまま帰ろうかと思ったんですが、何か物足りない。ということで、ちょっと足を伸ばして銚子で昼食を食べることに。あまり手持ち現金がなかったので明朗会計な小さなお店に入ったところ、お店の女将とバイトの女の子が昼食中でした(ちょっと遅い時間だった)。しかも港町に似合わないカレーですよ(笑)。そして私は煮魚定食を頼んだんですが、出て来たのはカレイ。カレーとカレイ。微妙によく出来た話でした…。

その後はもう、日没までになんとか帰らないとーということで、前半に力を使いすぎた反動で時速25kmもやっとなスピートで漕ぎまくり、午後5時過ぎに白子荘に到着。実走行距離は130km程度でした。ここで白子荘のフロントのおにーさんが出て来て「おつかれさまでしたー。良かったらお風呂入って行きませんか?。もちろん無料で」…とかいう心温まるエピソードを期待したんですが、白子荘自体が日曜日はお休みのようでした…。暗闇の中で自転車を片付け、あとは再び房総横断道路経由アクアライン経由で横浜に帰りました。ま、なんだかんだで満足な土日と言えましょう。

あ、宿泊した国民宿舎白子荘はさすがに建物は古かったですけど、夕食は大満足でした。グループの他のホテルの温泉にも無料で入れるし、彼女連れとかでなければおすすめしておきます(笑)。

MINI CONNECTION 2010

MARQUE2010-11-13

MINIという車はファンが多いと言いますか、オーナーがとにかくMINIが好き。日々いろんなところでファンイベントが行われているんですが、珍しいことにMINI(BMW)公式のイベントも2年に1回開催されています。それが"MINI CONNECTION"。私がMINIを購入したのは3年前。前回2008年は兵庫県のセントラルサーキットだったので不参加。2006年は比較的横浜から近い富士スピードウェイだったんですがMINIを持っていなかった。そして今年は千葉県にある袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催ということで、行ってきましたよ"MINI CONNECTION 2010"。

当日は横浜みなとみらいで開催されているAPECに伴う通行止めや渋滞が予想されたので、朝8時に横浜を出発して川崎まで一般道で行って、そこからアクアラインを使うルートで行きました。これがまずは成功。渋滞に引っかかることもなく房総半島へ。木更津北ICで降りて、房総横断道路で袖ヶ浦フォレストレースウェイへ向かいます。思ったほどにはMINIには遭遇せず、サーキットの近くに来たと思ったら大渋滞。どう考えてもMINI渋滞で、巻き込まれてしまったその他のドライバーは申し訳ない感じ。でも、道が一本なんだからしょうがない。朝早かったこともあってか、それほどイライラして待たされることはなくサーキットへ到着。

袖ヶ浦フォレストレースウェイは小さなサーキットではあるんですが、新しいのもあってなかなかの施設。このイベントではサーキットの一部を駐車場として使っていて、実際の駐車スペースまではガッとアクセルを踏ませて頂きました(笑)。そしてそこには大量のMINIが。壮観です。おそらく最終的には500台以上のMINIが集結していたんじゃないでしょうか。

イベントとしては、サーキットを走れたりプロのドライブするMINIに乗れたり(残念ながらこの2つは抽選で私はハズレ)、日本初公開のMINIクロスオーバーのお披露目とか、クイズラリーとか盛り上げ系のイベントとか、まぁ、比較的ゆるーいイベントです。で、その運営はというと、正直お世辞にもいいものとは言えませんでした。受付が事前登録者と当日で分かれていたけど基本的にみんな事前登録だから片方だけ長蛇の列だったとか、ブースが少ないとか(BMW以外だとDUNLOPとMINI Style Magazineだけ)、試乗を申し込むにも台数が少なくて瞬殺だったとか。そもそも事前登録の段階でメールの返事が遅いとか、抽選のイベント(サーキットランとレーシングタクシー)が外れたかどうか分かりにくいとか、いろいろありました。

しかし、MINIオーナーはMINIさえあればそれでOK!!。500台以上のMINIが見れるというだけで大満足です(申し込み自体は800件あったとか)。私は駐車場を2周していろんなMINIをジロジロみてニヤニヤしてました(笑)。MINIにはオプションの選び方で数万通りのバリエーションがあるとはいえ、それ以上にどのMINIも個性があって同じ車とは思えません。私が乗っている「オキシジェンブルー」という色のMINIは、当日おそらく3台しかおらず、さらに白ルーフとなると2台しかいませんでした。この希少性にニヤニヤしつつ、大事に乗って行きたいなーと思うんですが、最近は6MTなConvertibleにも乗りたいと思い始めまして、悩みが尽きない昨今でございます。困った困った(苦笑)。

BRIDGESTONE ANCHOR RNC3 Sport

RNC3 Sport

相変わらず統一性のない日記で申し訳ないんですが、ブリジストン・アンカーのRNC3 Sportというロードバイクを買いました。ネットで調べると、注文してから入荷までかなり時間がかかる(数ヶ月単位)ような話が多く見つかるんですが、私の場合は2010/3/7に注文(日曜日なので実質的には3/8)して入荷が4/1。まさか3週間ちょっとで手に入るとは思いませんでした。三ツ境サガミサイクルで購入したんですが、1割引な上にちょっとおまけもしてもらいました。やった!!
色はビビッドオレンジ。ホームページで見るより色は濃い目で、"ANCHOR"のロゴの前後の線は入っていませんでした。ま、線がないほうが確実にカッコイイと思うので助かりました(笑)。付属のフラットペダルが予想以上にカッコ悪かったので、その場で片面フラット片面SPDシマノPD-A530に変更。サイクルコンピュータキャットアイのCC-RD200。ボトルケージ等はおいおい。
今まではロードバイクではなく初心者向けのクロスバイク(ルイガノLGS-TR1)に乗っていたので、姿勢も乗り心地も全く違います。やはりクロスバイクに比べるとスピードが出しやすいので、調子に乗ってしまって逆に今まで以上に疲れます(笑)。ゴールデンウィーク前までには乗り慣れておきたいところです。走るぞー。
http://www.anchor-bikes.com/bikes/2010rnc3sp.html

MobileMe解約

年間9,800円を払うのがもったいなくなり、MobileMeを解約することにしました。一番の理由は、会社の業績が悪くて昇給どころか夏ボーがなさそう、ということなんですけどね…。よく使っているのがMobileMeギャラリーで、出先からiPhoneで写真をアップロードするのに便利ではあったんですが、アップロードに失敗することがしょっちゅう。一度Appleに問い合わせたんですが「こちらでは問題ない。そちらの環境の問題では?」と言われたのであきらめました。ソフトバンクの3G回線でも自宅の光回線でも状況は全く同じで、こちらの原因が全く思いつかない。サーバのあるアメリカと日本とのネットワーク的距離が遠い、もしくは日本向け回線が細いからかなぁということで、これはすぐに直る問題でもなし、あきらめよう、と。iDiskが遅いのも同じ理由っぽいです。iPhoneで見るYouTubeが重いのも同じ理由じゃないかな。
さて、解約するにあたって問題が一つ。iTunesで曲を買うためのアカウント(Apple ID)がMobileMeのメールアドレスになってる。変更には別のメールアドレスが必要だけど、プロバイダのメールアドレスはアメリカのiTunes Storeを使う用のApple IDにしてしまったし、かといってGmailを使うのもちょっと。…と思って調べてみると、どうやら「MobileMe(.Mac)のアカウント自体は解約しても有効」で、iTunes StoreApple StoreiChatiPhotoの印刷サービスも今のまま使えるとのこと。これは意外。もちろん連絡用のメールアドレスは変更しないといけないですけど、それ以外はこのまま行けそうです。将来MobileMeが改善されたり新サービスが始まって再契約しても同じアカウントでOK。

.Mac: 期限切れユーザ名は他のサービスでは有効です
http://support.apple.com/kb/HT2968?viewlocale=ja_JP

ちなみに、MobileMeギャラリーのかわりになりそうなサービスとして、Flickrを試用中です。アメリカのYahooのアカウントが必要だったりしてちょっと面倒なんですが、登録後はちゃんと使えてます。iPhone用のアプリもなかなか使いやすい。