車載カメラ

スカパーのフジテレビ721で1月4日に放送されていた、1987年のF1イギリスGPをようやく見ました。中嶋には当時初めて全戦にわたって車載カメラが搭載されていた訳ですが、これがでかい!!。バッテリ等の重さもそうだし、空力的にもかなり問題あり。だって、カメラの入った立方体の箱がにゅっと付いてるだけ。ケーブルもむき出し。当時のチームメイトであるセナは「これじゃ自分が乗っても速く走れない。中嶋の車をなんとかしてやってくれ!」と関係者に怒っていたそうで、セナの真面目な面が垣間見えるエピソード。
このカメラ、どうやらフジテレビが載せていたようで、ホンダとフジテレビのバックアップでF1参戦できた中嶋としては、断ることはできなかったんだろうなと。これがなくてもセナとの差は明らかだったと思うけど、もしなかったら…と中嶋ファンとしては考えてしまいます。
なお、今の車載カメラは非常にコンパクトで、ドライバーのすぐ後ろについています。タケコプターみたいだけどね(笑)。車載カメラが乗ってない車には、同じ形状&重量のダミーが取り付けられるので、条件は同じになっています。