たばこ広告

たばこ広告、TV放映イベントのユニホームも禁止に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040130i306.htm
これで困るのがモータースポーツですねー。なぜかF1やMotoGP(バイク)ではスポンサーにたばこ会社がつくことが多いです。F1ドライバー佐藤琢磨選手が所属するチームなんて、BATというたばこ会社が作ったところで、当然たばこ広告が貼ってあります。実はヨーロッパはすでに規制されているところが多いので、そこで開催される場合だけはマシンのデザインが違ったりもします。日本もそうなるわけか。ちょっとカッコ悪いな…(たばこ広告を取るとたいてい地味になるので)。
具体的に困るのはチームの方で、テレビ放映されないのにマシンに広告を出してもしょうがない。だからたばこ会社はスポンサーを降りてしまい、チームは新たなスポンサーを捜さなくてはいけないというわけです。F1を開催する団体もその対策のために、たばこ広告が認められている国での開催を増やそうとしています(中国とかね)。
こうなると、たばこ会社であまったお金はどこにいくんでしょうね?。もともと健康に良くないたばこのイメージを少しでも良くするためにスポンサーをしているわけで、テレビに頼らない広告を考えていかないといけないわけですな。あれ?、そういえば電車の中にたばこの広告ってありますよね。駅でたばこを吸ってはダメで、テレビでは夜中じゃないとCMを流せないのに、電車の中で堂々と広告があるのも変だよなぁ。って考えると、いろいろ方法はありそう。
国がこういう法律を作ったのは評価には値しますが、やることはまだまだあるんじゃないでしょうか。…たばこ会社からの圧力もあるだろうし、そうともいかないでしょうけどね。