ファミコンDVD

ファミコン 20TH アニバーサリーゲームミュージックDVDを買いました。
ASIN:B000197L8O
http://famicom20th.webcity.jp/
いや、なんというか、微妙な商品です…。ゲームDVDではなくゲームミュージックDVDというのがポイントで、同シリーズのCDの音源をそのまま使って、それに似たところのゲーム画面を組み合わせてるだけの内容。だから効果音なし。シーンもぶつ切り。各ゲームのエンディングがあるのは嬉しいけど、曲がループするようなものなら、1ループしたところでエンディングもぶつ切り。しかも、ゲーム画面は全体の2/3くらい。曲名とかの情報はいらないから、普通に収録して欲しかった。ビットレートも低め。資料的価値も低め…。タイトル的には任天堂初期の主要なゲームはほとんど入っていて、CDにないゲームも多いので、DVDのオーディオ部分をリッピングできるツールがあれば、CDははっきり言っていらないです。CDを買うかDVDを買うかのどちらかにしましょう。
じゃあ買う価値なしかというと、そうも言い切れないです。なんといっても、ディスクライターの映像があるというのは非常に貴重!!。しかもこれだけは画面と効果音がそのまま収録されています。このDVDをおもちゃ屋のディスプレイ用モニターに流せば臨場感バツグンかも(笑)。おもちゃ屋で書き換えが終わるのをワクワクしながら待っていた時のことを思い出すなぁ。
あと、実は期待してなかったんですが、ブロックセット&ジャイロセットのロボットシリーズの映像に釘付けになってしまいました。当時持ってなかったし、周りにも持ってる人はいなかったので、実際にロボットが動いているところは初めて見ました。ロボットのゲーム画面で、何かするたびに画面が妙に乱れてますが、あれでロボットを制御してたんですねー。光線銃と同じ原理で、ロボットの目が受光部になっていて、画面の変化で動きが変わる仕組みだったとは。びっくりです。はっきり言って、時代を先取りしすぎです(笑)。テレビの中だけでゲームを完結させたくないという任天堂の意思ですかね。それはニンテンドー・ディーエスにも受け継がれている気がします。
もう一つ。これも期待してなかったんですが、メドレーダイジェストが良いです。もちろんアレンジじゃなくて映像が(相原さんすいません)。アレンジはお手軽にさくっと作りました的な音作りなのでイマイチです。
とまぁ、そんな感じです。実は一緒にCDのVOL.2も買っちゃいまして、リンクがVOL.1に入っていれば買わなくて済んだのにーと思ったんですが、ハドソンのゲーム音楽がかなりいい感じなので、結果オーライです。VOL.3こそは買わないぞ!!(笑)。