イラク日本人拘束

事態は急転。24時間以内に解放とのこと。んー、なんか全体的に釈然としないというか、一貫性がないというか。
まずは犯人側の対応が素人っぽい。誘拐とか主張に慣れてないような気がする。3日間という猶予も短すぎる。短くして選択を難しくするという手もあるだろうけど、先に自分たちが妥協してどうするという感じ。あんまり先のことは考えてないというか、もともと短期決戦のつもりだったのかも(結末をどっちにするのかは分からないけど)。そして、FAXっていうのもなぁ…。
あと、3人の身内の方々が「自衛隊の撤退」しか主張しないのも不思議。救出を願うのが先じゃないんですかね。交渉して合意に至ったとしても、向こうはそれを完全に守ってくれるほど信頼できる相手ではないし。つまり3人の家族は日本政府より犯人側を信用しているように見える。
んー、そう考えると、自作自演説を積極的に否定する理由が見当たらない。そんなことはないとは思うけど、誤解を招きかねない行動ではあるなぁ。3人も家族も犯人も。
とりあえず、良かったとは思います。身柄が確保できるまで安心はできないですが。この際、政府はイラクにいる日本人を全員退去させるくらいしないと、今後問題がややこしくなるだけじゃないかなぁ。そうしたとしても、イラクに行っちゃう人は行っちゃうと思いますが。政府も大変です。