簡易シーケンサーとしての音ゲー

ようやく「大合奏!バンドブラザーズ」を購入しました。ヨドバシなどの大手家電量販店では売り切れみたいですが、近所のイトーヨーカドーには初回版がフツーに売られていました。ファミコンミニのときもこんな買い方したなぁ。任天堂系のゲームはこの手が使えるのかもしれません。おすすめ。
それはそうとバンブラですが、買うまではビギナーモードでバンドプレイをした程度だったので、よくある音ゲーだと思ってたんですよ。これは普通の音ゲーと違って、基本的には一つの音階に対して一つのボタンが割り振られていて、一人が演奏できるのは一つのパートだけなので、どちらかというと楽器なんです。さらに、追加モードでシーケンサーとしても使えるので、一部のコミュニティーでは作曲が流行ってるようです。
かつては携帯電話の着メロが簡易シーケンサーとして使われていたんですが(っていうか私はそう使ってました(笑))、着メロはダウンロードするものになってしまい、今では携帯電話では着メロが作れない機種がほとんど。そういった層の受け皿としてバンブラが使われているような気がします。えらく狭い範囲の話だとは思いますけどね。セガサターンのテクノモーターとかを持ってた人にはおすすめ(古っ)。
さて、ゲームとしてのバンブラは、んー、やっぱり普通の音ゲーですかね。ただ、1曲に対して最大8パート=8つの譜面があるので、かなり長い時間楽しめると思います。難易度はビギナー譜面とプロ譜面で全然違っていて、音ゲーマニアな方々でも満足できるのではないかと。また、音ゲーいえばメロディを演奏するものが多いですけど、これはドラムとかバッキングもあるので、カラオケでハモったりするのが好きな人には特に楽しめるかもしれません。ニンテンドーDSの機能を生かしたゲームとは言えませんが、面白いゲームではあるんじゃないでしょうか。