ヨコハマ買い出し紀行
ついに最終巻を迎えてしまいました。とはいえ、やっぱり大きな事件が起こるわけでもなく、いつものようなゆったりとした空気が漂うんですが、それでも最終巻だけあって、「夕凪の時代」ってこういうことなんだろうなぁ…と思わずにはいられない展開でした。
最後の10話くらいで急に時間の進みが早くなってしまってますが、どう思いました?。皆さんがどうかは分かりませんが、今まで私はタカヒロやマッキと同じ立場で見ていたつもりだったんですよ。それが、急に時間が進むことによってタカヒロやマッキに置いていかれ、逆に時間の進まないアルファの立場に連れてこられたように感じられました。作品中の表現で言うと、「船」を乗り換えさせられちゃったというか。
最終回のガソリンスタンドや診療所の「人の記憶」を見ても、ちょっと悲しくなってしまうんですが、それでもあの二人がこれからもずっと見てくれるんなら、それでもいいかなって気がしてしまいました。
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ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176))
- 作者: 芦奈野ひとし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/05/23
- メディア: コミック
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