ホワイトカラーエグゼンプション

TBSによりますと、ホワイトカラーの労働時間の規制を免除しよう、つまり、残業という概念をなくそうという話が出ているそうです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3409642.html

あれ?うちの会社にはすでにそんなものないけど…と思ったら、簡単に言うと、裁量労働制をすべての業種に広げようというもののようです。経団連から出た話のようで、「労働者が自分で自由に時間を使える事で、フレキシビリティーをもって働けるようになる」と、メリットを掲げているそうですが、


「んなわけねー!!」


そもそも、会社に雇用されてる側が自由を行使できるわけないじゃん。暇な人はさらに暇になり、忙しい人がさらに忙しくなるだけ。じゃあ暇な人には福音かというと、暇な人は給料が下がるか解雇。労働時間の長さと成果が必ずしも一致しないからというのも導入の理由の一つですが、部下の成果をちゃんと評価できてる上司がどれだけいますか?。結局は労働時間で判断されるか、判断基準が分からないので全員が似たような評価になってしまいます(=昇給ほとんどなし)。新制度が導入されたときの給料がずーっと続くことになるでしょう。

つまりは残業代を払いたくない会社側の論理で、それを自由とかそういう理由付けで惑わそうとする。経団連って恐ろしいねー。

と、先月と先々月の残業時間100時間超の私が言うんだから間違いないです(笑)。笑ってる場合じゃないか。残業代があった頃なら給料が倍どころじゃなかったはずなのに…。