iPod touch の新ファームウェア(1.1.3)とソフトウェアアップグレード

出ましたね。ファームウェアはともかく、ソフトウェアアップグレードが「有料」ということで一部では評判がよろしくないようではありますが、そんなことを気にしていてはAppleユーザーはやっていけません(笑)。それはともかく、アップグレードの内容についてはAppleのウェブサイト( http://www.apple.com/jp/ipodtouch/whatsnew.html )を見てもらうとして、私からは細かいところだけ。

Dockとボタンの並べ替えが便利。というか今までなかったのがおかしいくらい。右手で持って親指で操作するとなると左側のボタンが押しにくいわけで、よく使うSafariが今まで左側にあったのには違和感を感じてました。それを右側に持ってきたり、DockにあったiTunes Storeはほとんど使わない(基本的にはMacで買うし)ので代わりにYouTubeを入れたり。Safariのブックマーク(というかサイト)をボタンにすることもできるようになって、これまた便利。

入力系では、横持ちで日本語キーボードが使えなかった制限がなくなりました。予測変換も語彙が増えた感じです。私の最寄り駅の「鶴ヶ峰」もようやく登録されました(たぶん)。ただ、相変わらず単語の登録は不可能で、私を含む全国のレアな姓を持つユーザーの不便は解消されませんでした(苦笑)。

肝心の音楽機能では、再生回数を条件に含むスマートプレイリストが正しく転送されないという不具合がようやく解消。歌詞表示も出来るようになって、これで他のiPodに劣るところはなくなったはず。

あと、これは.Macに加入している人でないと分からない話ですが、ウェブギャラリーがちゃんと見れるようになっています。今までは見れそうで見れなかったんですよ。これでもうちょっと普及するかな?

良くない点としては、ウェブと連携するタイプのアプリケーションはあくまでアメリカ国内を前提としているようで、株価は東証などは見れないし、天気は日本も入っているものの検索に日本語が使えないという不親切さ。マップも経路などの機能が使えそうで使えない。過去のApple製品のローカライズ具合から考えると、予測変換ができるだけでも儲けものではあるんですが、なんとかしてもらいたいところ。

今回のソフトウェアアップグレードによってほぼiPhoneと同じ機能となったわけですが、無線LANがないと使えないものばかりで、逆に早くiPhoneが欲しくなったのでありました。4月くらいにはなんとかならないですかねー。