バレーボールの国際大会
ちょっと待てと。バレーボールってなんかやたら世界大会があって、やたら日本で行われている気がする!!。というわけで、調べてみました(…とはいえ、主にWikipedia)。
俗称 | 正式名称 | 正式名称(英語) | 開催間隔 | 参加国数 | テレビ局 |
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夏季オリンピック | オリンピアード競技大会 | Games of the (回数) Olympiad | 4年 | 12ヶ国 | |
世界バレー | 世界選手権 | World Championships | 4年(五輪の中間年) | 24ヶ国 | TBS |
ワールドカップ | ワールドカップ | World Cup | 4年(五輪の前年) | 12ヶ国 | フジテレビ |
グラチャン | ワールドグランドチャンピオンズカップ | World Grand Champions Cup | 4年(五輪の翌年) | 6ヶ国 | 日本テレビ |
※他にも国際大会はあるんですが、メジャーでないものは外しました。
こう見ると、毎年なんらかの世界大会が行われていることが分かります。オリンピックの重要さは説明しなくてもいいとして、世界バレーは実はオリンピックより大規模な国際大会であり、ワールドカップは3位までオリンピックへの出場権が与えられるという価値のある大会です。グラチャンについては参加国数も少なく歴史も浅い大会で、格は落ちます。
そして、ワールドカップは1977年、グラチャンは1993年(初回)から毎回日本で開催されているというのが不思議なところ。日本はワールドカップの永久開催権を持っているという話を聞いたことがありますが、裏は取れなかったのでなんとも言えません。人気がある(観客が多い)&放送権料が高いということで日本に決まっているのではないかと言われているようです。世界バレー女子は次回も日本だそうで(2大会連続で開催地が同じなのは初)、なんか変な感じがします。
どの大会も開催国に出場権があるので日本代表が出場できていますが、男子が世界ランキング12位、女子が7位と決してレベルは高くありません。グラチャンに至っては、日本代表のレベルを上げるための大会とも言われています。至れり尽くせりですな。
なんというか、これだけ日本が政治力(経済力?)を発揮できるスポーツも珍しいのではないかと。やはり、東京オリンピック前後の黄金期に何か得たものがあったんでしょうか。テレビ局との関係についても触れたいところですが、とりあえずこんなところで。